ガットの種類
◆ゲージ(太さ)について
細い
ガット
反発力が高く、サーブ&ボレー派向き
細めのゲージは反発力が増し、ボールの伸びが良くなります。また、喰いつきもよくドライブがかけやすいのも特長。
太い
ガット
安定感が高く、ストローク派向き
反発力は弱まりますが、切れにくいため耐久性はアップ。ボールのホールド感と打球感は安定します。
ラケットタイプとガットの関係
面の大きなラケットはスィートスポットが大きいのでボールがよく飛びます。だから、テンションを上げて飛びを抑えたり、逆に面の小さなタイプは飛びが悪くなるので、テンションを下げる.または、細めのゲージを選ぶなどの工夫が必要です。シャフト形状によっても打感に違いがあります。シングルシャフトはシャフトが柔らかめで、ドライブがよくかかりコントロール性にも優れます。ダブルシャフトは意図的に硬く作ってあり、空気抵抗が小さいため振りやすく、スィングスピードが出しやすい特徴があります。各特徴を知った上で、自分のプレイスタイルに適したガット・ラケットを選びましょう。
適正テンションについて
◆テンションの違いによる打球感
高
テンション
スィングスピードの速いトップレベルの方に
おすすめ
ボールを押し出す力を抑制し、飛びすぎを防ぎます。 スィングスピードの速い方は、高テンションでの張りをおすすめします。
低
テンション
ボールを飛ばしたい方にオススメ
ガットに余裕があるため、ボールを飛ばすことができ、また、ボールを包み込むので、ホールド感があります。ボールがガットに当たっている時間が長いため、回転がかかりやすくなります。
ガット張り替えのタイミングは???
ガットの張り替え目安は、最長で3ヶ月
ガットが切れるまで張り替えないという方が多いようです。
しかし、ガットの劣化は張上げた直後から始まり、プレイ回数に関係なく性能は下がっていきます。
頻繁にプレイする人なら1ヶ月に1回、最長でも3ヶ月を目安に張り替えることをおすすめします。
張り替えのサインとは?
こんな症状がでたら、それはガット張り替えのサインです。
- ボールの飛びが悪くなったとき。
- 打球音が鈍くなったとき。
- 打球感がいつもより硬いと感じたとき。
- タテ・ヨコのガットが重なる部分にくぼみができたとき。
- ガットに変色、退色がみえたとき。
ラケット(ガット)の取扱い上の注意
ラケット(ガット)は水分や直射日光が大の苦手。
こんなことに注意してあげると長持ちして
ベストパフォーマンスを長く発揮してくれますよ。
- 汗などで濡れたら、すぐに拭き取る。
- 直射日光の当たるところに長時間置かない。
- 水に濡らさない。
- 乾燥しやすい冬期間は室内で、梅雨時期は風通しの良い場所で保管しましょう。
- 車のトランクに何日も入れておいたり、濡れたまま放置しておかない。